タイプ別、摂りたい栄養
基本的な食事生活の次は
タイプ別に摂りたい栄養と食材です。
まだ正常値だから大丈夫なんて油断は禁物。
冷えやむくみ、便秘など日常での「軽い異常」を
放置しておくと、肥満の原因にも。
肝臓機能をUPさせる
まずは肝機能UP。
肝臓を気にする必要があるのは
お酒好きな人だけと思ってませんか?
肝臓には、アルコールだけでなく糖や脂分も送られ、
分解、貯蔵、合成されて全身に供給されます。
つまりお酒だけでなく甘いもの好きな人や
内臓脂肪が多めという人は、肝機能UPが必要です。
肝機能UPに必要な栄養素としては……
・アルギニン
肝臓での分解解毒作用を助け、負担を軽減。
その他にも脂肪代謝の促進、免疫力UP、
成長ホルモン、インスリン分泌促進、筋肉強化効果も。
食材は大豆類、ナッツやごまなど種子類、子牛や鶏など。
・タウリン
肝細胞の再生を促し、肝臓の働きを助ける胆汁の分泌も促進。
また、交感神経抑制作用やインスリン分泌促進作用もあり、
高血圧や血糖値調整にも効果があります。
食材はイカやタコ、シジミ、ホタテ(干し貝柱)など。
体を温めよう
次は冷えです。
冷え性じゃないから関係ない?
冷えとは、「末端冷え性」だけではありません。
平熱が36.5℃以下の「低体温」こそ怖いんです。
体温が1℃下がるだけで、
基礎代謝は12%、免疫力は37%低下します。
むくみや太りやすいのはもちろん、
あらゆる病気になりやすい状態といえます。
体温を上げるために必要な栄養素としては…
・シンゲロール、ショウガオール
独特の香りや辛みが血行促進、
新陳代謝の活性化、発汗作用を促します。
食材はショウガ。
・アリシン
ニンニクやねぎなど特有のにおいの元。
発汗作用や胃液分泌の活性化、
免疫力UPなどの作用があります。
ほかに殺菌作用とビタミンB1の
吸収を助ける働きもあります。
食材はねぎ、にんにく、にらなど。
ほかに体を温める食材の特徴としては、
・寒い地域でとれるもの。
・固く色が濃いもの。
・地下でまっすぐ伸びるもの。
・塩辛いもの…など。
ただし、塩辛いものは摂取量に注意しましょう。
また、なるべく温かいものを飲むことも大切。
腸内環境を整えて、便秘解消!
便秘解消も重要です。
便秘は女性の専売特許?
それは大間違いです。
内臓脂肪が貯まると、便秘しやすくなります。
腸のまわりに脂肪がついて、
圧迫するので、動きが取れず便秘に…。
たかが便秘と油断して放っておくと、
腸内細菌のバランスが崩れ、毒素を排出。
その毒素は血液に流れて、ドロドロ血になります。
当然、各部位の代謝は落ちるので、
太りやすい状態になります。
便秘解消のために必要な栄養素としては…
・食物繊維
水溶性と不溶性食物繊維があり、
水溶性は有害成分を包み込む作用があるので、
腸内環境を整える働きがあり、
不溶性は水分を吸収するので、便の量をふやします。
また、有害物質の排出、予防効果や糖質、脂肪の吸収を
遅らせる働きもあります。
食材は、
寒天、黒キクラゲ、ひじき、ごぼうなど根菜類、きのこ類など。
特に寒天は、水溶、不溶性両方の食物繊維があります。
・ビフィズス菌、オリゴ糖
ビフィズス菌は善玉菌を増やして、
腸内環境を整える働きがあります。
オリゴ糖は、炭水化物の構成成分で、
ビフィズス菌を増殖活性化させる
働きがあります。熱に強いのも特徴。
食材は、
ビフィズス菌:ヨーグルトや乳酸菌飲料。
オリゴ糖:大豆、はちみつ、バナナなど。
市販の粉末オリゴ糖が便利です。